そもそもLEDライトとはどういったものなのか？
LEDライトは発光ダイオードと呼ばれる電圧を加えることで光を発する性質を活用したライトのことで、白熱電球に比べて高い発光性や省エネ性があります。人体に害を及ぼす赤外線や紫外線をほとんど含んでいないだけでなく、長時間発光を続けても熱をほとんど持たないという特徴もあります。それ以外にも、強度の高さや発光するカラーバリエーションの豊富さ、光の調節の容易さ、防水構造など、たくさんのメリットがあり、国としてもLEDライトの使用を推奨しています。
白熱電球ではなくLEDが推奨される理由
白熱電球ではなくLEDが推奨されている主な理由は、温暖化に配慮していることと水俣条約の発効が挙げられます。電気を作り出すためには火力発電による物を燃やしたときに出る熱も用いられているため、電気の消費量の多い白熱電球ではなくLEDに変更することで大幅なCO2削減をすることできます。また、白熱電球は表面温度が100~180度程度まで上昇してしまいますが、LEDは50度程度の温度までしか上昇しないため夏季の冷房効果を向上させることで結果的に温暖化の抑制にも貢献しています。もうひとつのLEDが推奨される理由の水俣条約に関しては、2017年に国際的に定められた条約で、水銀の発掘、使用、廃棄に制限を設けることで人体に害を与える水銀の量を削減していくというものです。照明器具として定番の蛍光灯には水銀が使用されているため、これに代わってLEDを利用することが推奨されています。このようにLEDの利用には大きなメリットがあるため、今後も白熱電球や蛍光灯からLEDへの転換が進んでいくと考えられます。
LEDライトパネルとは、高輝度LEDを光源とするポスターフレームです。視認性が高く、省エネで長寿命、環境にも優しく、使い方が簡単などのメリットがあります。
